人に連絡してまで言うほどでもない事。

大学院生がつらつらと書き留めています

国立理系大学院生がショックを受けた話。

こんにちは。ご無沙汰しております。

チャルチネッソ?とでも言うのでしょうか。

 

今日はタイトルにもあるように、

国立の理系大学に通う私が、ショックを受けた話を是非書きたいので更新します。

本題に入る前に、私の身の上話をしなければなりません。

 

私は、一般家庭で育ちました。小学生の頃から勉強はなんとなく得意だったので、それなりに中学受験を乗り越え中高一貫の女子校に通い、ガールズパワーあふれる環境で思春期を過ごしました。みんな勝気で、頑張り屋、活発な友人だらけでした。

 

女子校というと、お嬢様、育ちがいい、品がいい、可憐な乙女達の学校、というイメージがありますが、私の通った学校の歴史的な観点からいうと、

女子校とは「女という性別に囚われず、一人一人が使命を持って社会で活躍できるような基盤を教育を通して培う」場所なんです。

おまけに私は女兄弟しかいないので、世間よりも比較的女性に多く囲まれた環境で成長してきました。

 

そんな高校を卒業し、大学は理系の大学に進みました。

大学生のイメージというと、私服登校になるのでファッションに目覚め、女・男遊びを覚え、酒をしり、行動範囲も広がって、自由奔放なイメージだと思います(少なくとも私がもつイメージは)。

でも、理系ばっかり集まった大学にはそんな人は少なくて、

奥手で、人見知りで恥ずかしがり屋、モテたいという男性的な欲求を感じさせない落ち着いた、悪く言えば陰キャばっかりなのです。

 

女子校からそんな理系大学にほっぽり出された私は、大学生の男=理系大学にいるような人、という考えが固められることになりました。もちろん違うタイプの友人はいるし、いろんな人と出会って話してきましたが、自分も派手なタイプではないので、自分の理系男子大学生のイメージに近い男子学生との交流が圧倒的に多く、その考えが揺らぐ機会はありませんでした。

 

 

そんなこんなでもうM2です。

実は最近、免許合宿に2週間行ってきたんですけど、(勿論年下ばかり。。。早く取るに越したことはないですね)

そこで、今まで自分が出会ったことがないタイプの人に出会いました。

AとBいたんですが、Aの方がクセが強かったのでとりあえずA中心に書きます。

 

Aの周りは経営者や社長の親もちだったり、割り勘なんてしないよ、適当に払い合うんだ(たかだか100円の差額を返せって、恥ずかしくないの?)という感じの付き合い方をする人だらけの学校に通っていたらしいです。勿論全員がそうではなかったけど、そうじゃ無い人は自分たちと合わないから疎遠になったといっていました。Aの親もなんか凄そうでした。そしてAも頭おかしかったです。

 

仲良くなった日の夜、夕飯を食べに行き、色々お話ししました。まあ楽しかったですね、変な人だったので。

お会計の時、当たり前に個別会計しようとしたら、一緒でいいですというので、店員さんの前でアレやこれややっても迷惑になるだろうと思って店を出たところで払おうとしたんですけど、本当にいらないと言われました。知り合ったばかりの人に奢ってもらう筋合いはないし、「ただより高いものはない」というのが私の母の教えだったので本当に不快でした。が、Aは、中学生から女に金を払わしたことなぞないという調子で、自分が払う理由は自分が男だから、の一点張りで埒があかないため、私が折れました。

(後日、プライド高い高学歴女には、もっと納得させられるようなまともな理由が必要になるから、もうちょっと人ごとに言い方変えた方がいいよってアドバイスしようとしたけど、聞く耳を持たない人なのでいうだけ無駄だと思ってやめました。)

 

その後もなんかことあるごとに「自分は男で君は女だから」と議論を終えられることがあり、本当に頭硬いし視野が狭いし感性が合わないし自己中で無理だなと何度も思いましたが、

基本的に優しいしなんか話も面白いのでよくおしゃべりはしていました。

 

なんか、同じ人間なのに男や女という性別で生き方や社会生活が制限されるのはおかしい。各々がありたい姿で自分の夢を実現していこう!という熱意に溢れた友人に囲まれ、自分自身も強気に自分の信念従ってこの年まで生きてきたので、

そういう考え方に縛られて、他の意見を全く取り入れようとしないAに、私は本当にショックを受けたし、世の中のお偉いさんがたがいまだにこういう考えで仕事してるんだったら、そりゃあ日本が遅れるわけだなと腑に落ちた瞬間でもありました。

多様なトップが溢れる社会になって欲しいですね。

社会を変える小さな一歩になるためにも、やっぱり私はトップを目指すしかありません。

がんばります。

応援よろしくお願いいたします!!

 

なんだか街頭演説みたいになってしまいましたが、

本気で色々挑戦しようと決心させてくれた人との出会いでした。

忘れないためにここに記します。